清澤式ロンドのVol.1基礎編の最も重要なポイント、圧倒的優勢をつくる『間合い』。
現在大和スクールでは、
●間合いを身に付けてもらえるよう、工夫しています
ちょうどワールドカップが開催されているので、世界トップレベルの選手たちは、今の自分たちと比べてどのようにプレーしているのか、ちょっと考えてもらいました。
「みんな、ゴールに向かってるー。」
「めっちゃ早くて勢いがある!」
「殆どパスで攻撃している。」
そうだよね。
そして色々と質問した上で、、、
清澤「ボールが動く方向はどんなものがある?」
★トラップの時は?
★ドリブルでは?
★パスでは?
なかなか出なかったんですけど、ようやく「後ろに動いている。」という言葉が出た時点で、今の自分たちと比較してもらいました。
「自分たちが試合中に、ボールを後ろへ動かすことはない。」そうです。
【精度の高い攻撃力を身に付けるには、『やめること』を一対として持つ】
このテーマの下での基礎練習。
そして、状況判断練習。
ゲームを行いました。
●状況判断練習で起こった現象と、改善
1)すべてやめてしまう
→ 「点が取れなかったら、試合に勝てないでしょ?」
今の状態で、試合に勝てるかな?
2)殆ど仕掛けに行ってしまう、成功と失敗の比率は、1:9
※状況判断が無ければ、殆ど引き分け以下に終わる設定のTR内容を課しました
→ 「攻撃の度にボールを失っていたら、試合内容はどうなる?」
「相手のカウンターばかり受ける。」「試合に負ける。」
「じゃあ、確実に勝てるかどうかを見ながら攻撃しなければならないんじゃない?」
という体験を経て、
『行くか、やめるか』を慎重に見るボールの持ち方をし始めました。
★ボール失い率が激減しました
★攻撃の成功精度が上がりました
↑こうして、子供たちは『間合い』を計り始めたのです。。。
(もちろん、これまでのTRの積み重ねがあっての上ですので、あしからず)